こんにちは。由来系ライターのSAITOです。
今回のテーマは2005年の札幌での結成以来、先進的なサウンドと文学性の高い(言葉遊びに富んだ)歌詞が特徴「サカナクション」の由来です。
Twitter界隈で話題となった『新宝島』はもちろんのこと、『スローモーション』『Ame(A)』『雨は気まぐれ』『白波トップウォーター』といった隠れた名曲が多いっすよね。
そしてとにかく「耳に残るくせのある音楽」がやみつきになります。そろそろ本題に入りましょうかね笑
サカナクションの由来
「サカナクション」は、次の2つの単語を合わせた造語です。
- SAKANA(サカナ/魚)
- ACTION(アクション)
- SAKANA+ACTION=SAKANACTION(サカナクション)
サカナクションは、山口一郎が「混ざり合わないものが混ざり合った瞬間に生まれるものを大切にしている」として、日本語の魚と英語のACTIONを合わせて、響きやリズムの良い言葉を選んだことに由来します。
また、サカナクションの6thアルバムでアルバム名がバンド名と同じである『sakanaction(2013)』がリリースした際にもインタビューで「自分たちが本当に好きな音楽をうまく混ぜ合わせた」としています。
「混合」を大切にしているんだね。
さらに、HMV&BOOKS onlineの「サカナクション プロフィール(https://www.hmv.co.jp/news/article/1001190077/)」では、
sakana+action=ミュージック・シーンの変化を恐れず魚の動きのように軽快に素早くアクションしていく=sakanactionというのがバンド名の由来。
・・・と解説されており、変化の中でも柔軟に行動できるバンドを目指していることが分かります。
その他にも、他のバンドがバンド名に中々使わない響きである「サカナ」を利用したという説もあります。
「遊び心を忘れない」というのはアーティストとして忘れちゃいけない心持ちだね。
「音」へのこだわり
山口は「音」へのこだわりを非常に大切にしており、レコーディングした音は外に持ち出さず、データの状態が絶対としています。
収録スタジオのコンセプトも、「音を空気に触れさせずに楽曲を販売したい」として一つ20万以上するヘッドホンを5つ用いて作曲を行う姿が一時話題となりました。
こうした「音」への徹底する姿勢が魅力が”つまった”曲と世界観を届けてくれているんだね。
おすすめ曲はあるのですが、語りだすと長くなってしまうので、割愛させていただきます。